ホーム食べてみた! ~N1の食レポ~手間なし自然解凍OKは魅力。 冷凍春巻きは本当にパリパリか?

食べてみた! ~N1の食レポ~
手間なし自然解凍OKは魅力。 冷凍春巻きは本当にパリパリか?

朝のルーティン、中学生弁当

平日の朝は、起床とともに中学校に通う娘のお弁当づくりから始まる。
毎朝いちから作ってはいられないので、週末と週の真ん中におかずを作り置きしておく。五穀米を混ぜた白米150gを解凍し、バラン代わりに大葉をはさみ、肉か魚のメインと野菜のおかず3種をローテーション。彩りに欠かせない卵焼きとミニトマトはマストでイン。仕上げにごま塩を振った白米の上に、小さめの梅干しをのせて完成だ。
これを、二度寝三度寝となかなか起きてこない娘に、1階のキッチンからちょいちょい大声で呼びかけたり、しばしば2階の寝室まで階段を駆け上がって布団をはがしたりしながら、保冷バッグに詰めて水筒とともにテーブルに置く。
ひとりっ子でマイペースな娘は、「遅刻するよ!」とイライラする私をまるで見えていないかのように華麗にスルーしながら、そのお弁当をのんびりリュックに入れて出かけていく。
このとき、弁当箱の向きをまったく考慮せずに入れる。杉の曲げわっぱ弁当箱は密閉されない。汁気がもれる可能性をまったく考えないことに、わが娘ながら驚く。しかも詰め方に少しでも余白があれば、駅に着くころには中身はぐちゃぐちゃよ。
というわけで、どんなに横に振ってもレイアウトが崩れないよう、いつも汁気のないおかずをギュウギュウに詰めている。
困ったときの冷凍食品

以前、毎日かわいく美しいお弁当の写真をインスタグラムに投稿するママ友に、「よくこんなに手の込んだことが毎朝できるね」と聞いたことがある。すると、デコる時間を確保するためにお弁当用の冷凍食品を駆使しているという。そのときに教えてもらった冷凍おかずを、私も何度か買ってみた。特に暑い季節に凍ったまま詰められる“自然解凍OK”のおかずは、保冷剤代わりにもなるので重宝する。ただ最近は、お弁当箱の深さとサイズが合わず“余白”ができてしまうので、しばらく買っていなかった。
先日、「友だちのお弁当に春巻きが入っていて、美味しそうだった」と娘。いやいや、春巻きってめちゃくちゃ手間がかかるのよ。餡を作ってから皮で巻き、それを油で揚げるだなんて、想像しただけで白目をむきそうだ。これはもう、冷凍食品に頼るしかない!
自然解凍か、レンチンか

スーパーの冷凍庫前に立つと、春巻きだけでこんなにも種類があるのかと驚く。やっぱり、手間がかかるメニューには冷凍食品ニーズがかなりあるということか。「あとは揚げるだけ」という商品もあるが、もちろん選ぶべきは調理済みのもの。パッケージに「小さな便利おかず」「自然解凍OK」「国内生産」と記載されている、ニチレイ『パリパリの春巻』(6個入)に決定。さっそく翌日、3個をお弁当に入れることにした。
自然解凍の場合は室温20℃で約2時間、お弁当には凍ったまま入れる。このタイプは本当に便利だと思う。が、今日は私も味見をしたいのでレンチンすることに。調理時間を確認すると、1個、2個、4個、6個分の記載があるが、3個分の記載はない。2個ずつ食べる想定なのか?と思いつつ、中のトレーをミシン目で切り離し、3個分の時間を計算してレンジへ。ワンポイントアドバイスとして「加熱後3分程度おくと皮がパリッとします」とある。商品名に“パリパリ”とあるくらいだから、楽しみだ。
いざ実食! 果たして娘の反応は?

アドバイスどおり3分待って、弁当箱の深さに合わせ斜めにカット。2本半をお弁当に詰め、残った半分を食してみる。パリパリ? レンジの時間が長かった? 正直ちょっと、パリパリとは言い難い。しかし味は美味しい。これをレンチン、もしくは自然解凍で食べられるのならありがたい。娘には春巻きを入れたことは言わずにお弁当を持たせ、帰宅後の反応を待つことに。
学校から帰った娘の第一声は、「ママ、今日のお弁当のおかず、何だったの?」だった。友だちに「これなんだと思う?」と聞いたら、「春巻きじゃない?」と言われたけど、わからなかったらしい。ウケる。
「春巻きです」と3本残したパッケージを見せると、「えー、ぜんぜん見た目ちがうし、美味しかったけどパリパリしてなかったもん!」だと。そう、やっぱりパリパリしていないと春巻きっぽくないよね。
ごちそうさまでした!
後日、残りの3本を凍ったまま入れてみたところ、「今日のほうが美味しく感じた」とのこと。自然解凍OKの商品は、“凍ったまま入れる”が正解なのかもしれない。
カップ入りの冷凍おかずとちがって、カットすることで我が家の弁当箱の深さにも合う。この“小さな便利おかず”シリーズにはほかにも種類があり、これを機に試してみたくなった。特に夏場は、保冷剤代わりに活躍してくれそうだ。
総評
リピートの可能性(総評):★★★★☆
味:★★★★★
ボリューム:★★★☆☆
具材:★★★☆☆
手軽さ:★★★★★

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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田村十七男
訳あって十数年前に一人暮らしを選んだ際、「ちゃんと暮らす」という目標を掲げた60代前半のフリーランスライター。目標に関して言えば、それまで人任せだった料理に取り組める自分の意外性を知り、我が人生の大発見と自負しております。誰にも気兼ねしない自由と、親譲りの貧乏性がせめぎ合うスーパーマーケットで、今日もお買い物!

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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