
フィルタを読み解く
懐かしさと新しさが交差する、“ラテ・オレ系”フィルタ。


店頭で、カフェラテやカフェオレ、バナナオレ、抹茶ラテといった
いわゆる「ラテ・オレ系」を目にする機会が増えていると感じる方もいるのではないでしょうか。
定番として安心感のある存在でありながら、
ほうじ茶ラテや黒ごまラテなど、少し個性のある味わいも増えてきている——
ラテ・オレ系は、そんな二面性を持った存在のようにも見えます。
KSPレンズのPOSデータ(食品スーパー)を見ても、
特定の商品が急に伸びているというより、さまざまな分類でラテ・オレ系の商品が並び、
売場に定着している様子がうかがえます。
飲料に限らず、アイスや菓子、パンなどでも「ラテ」「ミルク」を思わせる商品が目につく点も、ひとつの特徴です。
バナナラテやフルーツオレのように、懐かしさを感じる商品もあれば、
気分を切り替えたい時に手に取られる、少し個性的な味わいもある——
ラテ・オレ系は、そんな幅のある役割を担っているのかもしれません。
疲れたときに飲み慣れた味に戻りたくなる人もいれば、
同じラテ系の中で、いつもとは違う味を試して気分転換したい人もいそうです。
強い主張があるわけではないけれど、
その時の気分や状態によって、懐かしくも、新しくも受け取られる。
そんな“交差点”のような存在だからこそ、
ラテ・オレ系は売場に残り続けているのかもしれません。
KSPレンズには、こうした視点で商品を見るための「ラテ・オレ系」フィルタがあります。
いつもの売場を少し違う角度から眺めてみると、
生活者の選び方に、また別の気づきが見えてくるはずです。
使い方に関するお問合せはこちらからお願いいたします
お問合せおすすめ記事
冷凍食品で出会った“予習”の一杯と、母娘で描く実店舗への野望。
最近、わが家の中2女子がすっかり虜になっているものがある。日本各地、さらには台湾にまで進出している有名チェーン店「東京油組総本店」の油そばだ。きっかけは、仲良しのお友達に「近所に前から気になってるお店があるから、一緒に行こう」と誘われたことだった。その時の娘は、正直なところ「油そば? まあ、いいけど」という、付き合い程度のテンション。ところが、いざ食べてみるとその美味しさに衝撃を受け、気づけば誘ったお友達と一緒に、二人揃って熱狂的なファンになって帰ってきた。どうやらその店舗は、ファンからも「ここが一番おいしい」と絶賛される人気店だったらしく、期待値が低かった分、いきなり“当たり”を引いてしまったギャップが相当大きかったようだ。今では、試験終わりや遊びに行くたびに二人で「油そば食べたい!」と繰り返すほど、中毒性の高い一品になっている。

コジカism
加工食品New“ムダ”に価値を見出す「ムダパ」は、食の新しい物差しになるのか
最近、「ムダパ」という言葉を目にする機会が少しずつ出てきました。日経MJでは2026年1月に「2026年『ムダパ』への旅 4割がタイパ疲れ、無駄な時間で豊かに」という特集が掲載され、コスパ・タイパの次に来る価値観として紹介されています。ただし興味深いのは、この言葉の意味がまだ一つに定まっていないことです。ある記事では、ムダパは「人それぞれにある大事な無駄」と捉えられ、家事や仕事はタイパ重視でも、旅行や食事には時間をかけたいという生活者感覚が紹介されています。一方、商いの文脈では、ムダパは効率の反対ではなく、未来の繁盛につながる“商人の財産”として語られています。この解釈の揺れ自体が、いまの生活者の気分を映しているのかもしれません。
New賞味期限10分が意味するもの――“その瞬間”を売る食の可能性
売場や飲食シーンで、「しぼりたて」「生削り」「蒸したて」「できたて」といった言葉を目にする機会が増えているようです。さらに、「賞味期限10分」といった極端に短い時間を打ち出す商品も登場しています。これらは保存性や利便性とは逆の価値です。あえて“今この瞬間しか味わえない”ことを前面に出している点が特徴的です。こうした動きは、単なる出来たて訴求にとどまらず、“時間そのものを価値として提示する”試みとも捉えられます。
New

