
フィルタを読み解く
韓国の味が日常になる理由。そこから広がる、アジア麺。

最近、即席麺の売場で、韓国らしい辛さや味わいをうたった商品を見かける機会が増えました。輸入商品だけでなく、日本メーカーが手がける韓国メニューも並び、フォーやラクサなどのアジア麺も、その周辺で少しずつ存在感を見せています。
「KSPレンズ」のPOSデータを見ると、韓国系を中心としたアジア味の商品は、金額・数量ともに前期を上回りました。中でも目立つのが、カップ麺ではなくインスタント袋麺の伸びです。
袋麺には、複数食入りの商品も多くあります。一度だけ試してみる商品というより、家に置いて、食べたいときに何度か楽しむもの。そう考えると、韓国系麺は話題の味というだけでなく、日常の食事に入り込み始めているのかもしれません。
背景には、韓国の音楽やドラマ、SNS、旅行などを通じて、食に触れる機会が増えたこともありそうです。知っている定番の味を選ぶだけでなく、「韓国で今、人気のメニューなら試してみたい」と感じる人もいるでしょう。
袋麺なら、卵や野菜、チーズなどを加え、自分なりの食べ方に変えることもできます。韓国の食文化を遠いものとして眺めるのではなく、家の食事に取り入れ、自分らしく楽しむ。そんな選び方が広がっているようにも見えます。
一方で、アジア麺を好む人が、必ずしも辛い韓国系麺を選ぶとは限りません。フォーの軽さや、ラクサの香りに惹かれる人もいます。韓国系メニューが大きな中心にありながら、その周りに、好みに合わせたアジアの味が並んでいる。そう見ると、売場の景色も少し違って見えてきます。
「韓国系麺発、アジア味再燃」は、韓国系商品の動きだけでなく、生活者がどの国の食文化を日常に取り入れ、どんな味へ関心を広げているのかを見るためのフィルタです。
代表商品>

農心ジャパン 辛ラーメン 120g×3

日清食品 カップヌードル トムヤムクンヌードル 75g

日清食品 焼そば ポックンミョン 韓国甘辛カルボ 5食 100g×5
「KSPレンズ」には、こうした視点で商品を見られるフィルタがあります。身近な商品の動きを、いつもとは少し違う角度から眺めてみてください。
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