ホーム食べてみた! ~N1の食レポ~カルディで見つけた、スープリゾット食べ比べ。 新たなお気に入り商品発見、となるか。

食べてみた! ~N1の食レポ~
カルディで見つけた、スープリゾット食べ比べ。 新たなお気に入り商品発見、となるか。
どちらもきっと好き、に出会ったある日
少し前のこと。例によって、特に目的もなくカルディをのぞくと、店頭でふと「クラムチャウダー」というワードに目がとまった。
大好きなクラムチャウダーの文字に惹かれて商品を手にして見ると、それは乾燥ご飯入りの『スープリゾット』だった。隣には、同じシリーズで、これまた美味しそうな「4種のチーズ」味も並んでいる。どちらもきっと好きな味に違いない、という期待が高まる。お湯を入れて3分、という手軽さにも魅力を感じ、迷わず両方ともカゴへ入れた。どちらも3食入りだ。
ところが、なんとなく「美味しそうだな」と思って買ったものの、いったん棚にしまってしまうと、存在を忘れて食べることなく時間が過ぎていく“あるある”。結局、実際に袋を開けたのは、購入してから数カ月経った、もうすぐ夏を迎えようかという季節になってからのことだった。
まずは「クラムチャウダー」からいただくことに。 パッケージを開けて中から小袋を取り出すと、驚いたのが「お米」の形状だ。「乾燥ご飯」と印刷されているが、普段目にする白米や生米と比べて、少し粉砕されたような不揃いな形をしている。これがいきなりキッチンのコンロ横にでも落ちていたら、乾燥したお米だとは気づけないかもしれない。
この乾燥ご飯とフリーズドライ状態のチャウダーの素をカップに入れ、お湯を注いでかき混ぜるだけで、だれにでも簡単にリゾットが作れるなんて、ありがたいことだ。しかも、お湯を注ぐとスープの方にはアサリがまあまあ入っているのも、うれしい驚きだった。
「召し上がり方」の工程2に、「熱湯160mlを注ぎ、すぐによくかき混ぜ、3分で出来上がりです」と書かれていた。パッケージの表に「3min」というアイコンがあったので、瞬間的に「お湯を入れて3分か」と理解していたので、普段ならわざわざ裏面の作り方説明など読まないところだが、なんとなくこの日はきちんと読み、そしてお湯を注いで「すぐに」という文字が気になり、指示どおりスプーンで「すぐに」ぐるぐると、しっかりかき混ぜた。
3分後、スプーンですくってひと口。しっかり濃厚なクラムチャウダーの味だ。アサリも噛みしめると、きちんと旨味がじわっと出てきてとても美味しい。 お米はというと、いわゆる本格的なリゾットというよりは「お米風のもの」を噛んでいるような感覚。お粥でもなくリゾットでもない中間のような独特の食感だが、スープ自体のクオリティがそれを十分にカバーしているので気にならない。量が少ないこともあるが、スプーンは止まらず、あっという間に完食した。
作り方は守れ、の再確認
続いて、期待を高めながら「4種のチーズ」の方を開封する。 同じようにカップへ具材を入れ、お湯を注いでぐるぐるとかき混ぜ、3分待つ。
ひと口食べてみると、確かに色々な種類のチーズが混ざり合い、しっかりとした“チーズ感”はある。ただ、先ほどのクラムチャウダーに比べると、期待していたほどの濃厚さに少し欠けるような、どこか物足りない印象を受けた。 クラムチャウダーの方が味のインパクトが強かったから、食べる順番を間違えてしまったのかもしれない。
そう思いながら半分ほど食べ進めた時、カップの底から「粉のダマ」を発見。きちんと混ざりきっていなかったのか、やってしまった。急いでスプーンの背でそのダマをつぶして混ぜてみると、チーズのコクと濃厚な風味がぐっと強まった。
ここでふと、以前テレビで見かけたライフハックを思い出す。 カップにお湯で溶かすタイプのスープは、最初にお湯をほんの少しだけ注ぎ、粉をお湯で「練るように」念入りに混ぜてから、規定量のお湯を足してさらに混ぜると劇的に美味しくなる、という話だ。
これは、粉に一気にお湯を注ぐと、粉同士がお湯をはじいてくっつき合ってダマになってしまうのを防ぐための知恵。カルディのパッケージに書かれた「すぐによくかき混ぜる」という指示も、まさにこのダマを防ぐためのもの。
「濃厚さに欠ける」だなんて、思ってしまってごめんなさい、自分のせいでした! そして、やっぱり作り方の説明文は、いつもきちんと読んで守るべきなのだ。クラムチャウダーの「ぐるぐる」が成功したことで、チーズリゾットの「ぐるぐる」は適当にやっていたらしい。
美味しい余韻のあとで知った、悲しい事実
どちらも万人受けする間違いない味だし、実際どちらも美味しかった。ただ、「食べ比べ」の結果をお伝えすると、具材のお得感もしっかりある「クラムチャウダー」に軍配が上がった。 クラムチャウダーは1食あたり120kcal、4種のチーズは117kcal。バタバタ忙しい朝や、ちょっと小腹が空いた時に罪悪感なくお腹を満たせるポジショニングとして、おすすめの商品と言えるだろう。
こうして2つのお気に入りに出会えたわけだが、「ほかにも味のバリエーションがありそうだな」と思い、カルディのオンラインストアを覗いてみると、、、ない。私が食べた2つの種類が、検索してもヒットしない。代わりにリゾットとして出てきたのは、「トマトバジル」味。まさか、クラムチャウダーとチーズは、不人気で終売してしまったのか?
自分のお気に入りが、まさかの不人気扱いなんていうことがあっては、悲しすぎる。気になって、思わずサポートセンターに電話をしてしまった。すると、聞けばなんとこのスープリゾットシリーズ、実は「季節限定商品」だった。私が購入したクラムチャウダーは冬限定、4種のチーズは1月下旬からの期間限定商品で、どちらも現時点ではすでに「終売」。次のシーズンにまた同じものが販売されるかも未定だという。
いずれにしても、自分が味覚音痴だということではなさそうなことだけは、安心した。
ごちそうさまでした!
私がお店で見かけてカゴに入れたあのタイミングは、次の季節へと移り変わる一歩手前、奇跡的に残っていた商品を手にしたということだ。買ってから数カ月寝かせてのんびり味わっている場合ではなかった。
そんな反省をしつつ、このクラムチャウダー味が、来シーズンに再び店頭に並ぶことを期待しよう。同時に、季節ごとの新商品をチェックしていれば、新たなお気に入りと出会えるかもしれない、という楽しみも生まれた。
ひとまず私は、わが家の棚の片隅に残された、それぞれラスト2食を、今度はダマを作らないよう完璧に「ぐるぐる」しながら、美味しくいただこうと思う。
総評
リピートの可能性(総評):?????
味:★★★★☆
ボリューム:★☆☆☆☆
手軽さ:★★★★★

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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田村十七男
訳あって十数年前に一人暮らしを選んだ際、「ちゃんと暮らす」という目標を掲げた60代前半のフリーランスライター。目標に関して言えば、それまで人任せだった料理に取り組める自分の意外性を知り、我が人生の大発見と自負しております。誰にも気兼ねしない自由と、親譲りの貧乏性がせめぎ合うスーパーマーケットで、今日もお買い物!

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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