ホーム食べてみた! ~N1の食レポ~アイスに興味のない私がハマった、贅沢アイス食べ比べ

食べてみた! ~N1の食レポ~
アイスに興味のない私がハマった、贅沢アイス食べ比べ
私のアイス事情を変える夏の出会い
決して嫌いなわけではないのだが、昔から、基本的にアイスクリームに興味がない。そのため、話題になっている商品や、娘からのレコメンドがなければ、めったにアイスを買って食す、ということをしない。
唯一、ハーゲンダッツの『クリスピーサンド ザ・リッチキャラメル』だけは、年に2~3回、無性に食べたくなるのだが、そんな例外を除けば、どんなに暑い夏でもアイスを欲することがあまりない。
しかしこの夏、そんな「これまでの私」を変えてしまいそうなアイスに出会ってしまった。それが、ハーゲンダッツの『ザ・ミルク』と、明治の『ディアミルク(Dear Milk)』だ。
そもそもミルク味だけは好き
興味はなくても、好きな味のアイスというのは存在していて、私の場合は「ミルク味」だ。しかも、たとえば高原の牧場などでいただくミルク味のソフトクリームのような、濃厚でフレッシュなミルク味が好みなのだが、近所のスーパーで「牧場のミルク味」を思い出させてくれるような商品に出会ったことはなかった。
ところがある日、スーパーのアイス売り場で、娘に頼まれたアイスを探していたときに発見したのが、ハーゲンダッツの『ザ・ミルク』だ。「え、こんなのあったっけ?」と冷凍庫から取り出している私の顔は、おそらくニヤけていたに違いない。ハーゲンダッツが「ザ・ミルク」なんていうネーミングをしているのだ、期待しかないではないか。
それとほぼ同時に目に留まったのが、明治の『ディアミルク』。“ディア”なんて名づけるくらいだから、これも絶対美味しいはず!と、迷うことなくカゴに入れ、娘に頼まれたアイスのことはすっかり忘れ、2つのアイスを家に連れ帰ったのだった。
これぞ「好き」の食べ比べ、という贅沢な時間へ
お楽しみは仕事の後、ということでいったん2つのアイスは冷凍庫へしまいつつ、私が「今日」発見したこれらのアイスは、いつ発売されたのかな?と気になって調べてみた。
すると、明治の『ディアミルク』は2023年3月27日に関東エリアで先行発売(その後、同年9月に中部・関西へエリアを拡大し、2024年3月に全国発売へ)。そしてハーゲンダッツの『ザ・ミルク』は、2025年3月4日に全国新発売し、通年販売商品となっていた。
なんと、普段アイスに興味がなさ過ぎて、どちらもずいぶん以前から店頭に並んでいたにもかかわらず、まったく気づくことなく何年も過ぎていただなんて、何たる不覚!!!
と、意味のない後悔をしながら、ちょうど仕事を終えたタイミングで学校から帰宅した娘と一緒に食べ比べてみることにした。
娘と2人、至福の時間
まずは、少しお高めのハーゲンダッツから。冷凍庫から出した直後の「硬さ」でいうと、ハーゲンダッツの方はスプーンが入りにくいほどだが、ぐいぐい深く差し込んでひと口。思わず2人そろって「うまっ!!!」と声が出てしまった。純粋なミルク味という感じでありながら、意外にもすっきりとした後味で、すっと引いていく軽やかな甘さだ。
対する明治の『ディアミルク』は、スプーンがするりと入り、口に入れるとしっかりとした甘みが広がる。ハーゲンダッツよりも濃厚で、もはや生クリームと言ってもいいほどのリッチさを感じた。
数字と成分も比較してみた
ここで、この味の差が気になって、パッケージの成分なども比較してみた。
【明治「ディアミルク」】
容量・カロリー:130ml / 265kcal
成分:無脂乳固形分 11.0% / 乳脂肪分 17.0%
原材料名:乳製品(北海道製造)
【ハーゲンダッツ「ザ・ミルク」】
容量・カロリー:110ml / 241kcal
成分:無脂乳固形分 10.0% / 乳脂肪分 14.5% / 卵脂肪分 0.5%
原材料名:クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、加糖練乳、卵黄、食塩
よりリッチに感じた明治の方がカロリーは高いのではと思ったが、容量の差を考えると、1mlあたりの密度はハーゲンダッツの方が少し高い計算になる。
何より驚いたのが、明治の原材料が「乳製品のみ」という点だ。砂糖などで加糖せずに、北海道十勝産の乳製品だけでこのコクと甘みを作り出しているそうだ。「生クリームのようなストレートなミルク感」の理由はここにあった。
一方でハーゲンダッツは、お砂糖や加糖練乳、そして卵黄や塩味を加えることで、独自の上品な味のバランスを生み出し、高級感のあるハーゲンダッツらしさをきちんと演出していた。
ごちそうさまでした!
大好きなミルク味のアイスが、近所のスーパーで気軽に買えるとなれば、「アイスに興味のない私」は過去の存在。ハーゲンダッツの方が少々お高めではあるが、これからは気分に合わせて「ディアミルク」か「ザ・ミルク」か、はたまた再び食べ比べか、と楽しみがひとつ増えた。
そういえば、娘に頼まれているアイスをまだ買ってきていない。さっそく探しに行くついでに自分へのアイスも買ってきて、この夏の厳しい暑さを乗り切ることとしよう。
総評
リピートの可能性(総評):★★★★★
味:★★★★★
ボリューム:★★★☆☆
手軽さ:★★★★☆

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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田村十七男
訳あって十数年前に一人暮らしを選んだ際、「ちゃんと暮らす」という目標を掲げた60代前半のフリーランスライター。目標に関して言えば、それまで人任せだった料理に取り組める自分の意外性を知り、我が人生の大発見と自負しております。誰にも気兼ねしない自由と、親譲りの貧乏性がせめぎ合うスーパーマーケットで、今日もお買い物!

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夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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