ホームこれって兆し?白キクラゲがゼリーに? “食感”から始まる素材再発見の兆し

これって兆し?

これって兆し?

白キクラゲがゼリーに? “食感”から始まる素材再発見の兆し

👄「何味?」より「どんな食感?」が気になる?

最近、スイーツで目立つのが、「何味か」だけでなく「どんな食感か」を前面に出す商品です。
もちもち、ぷるぷる、ザクほろ。こうした言葉が、味と同じくらい商品の魅力を伝える役割を持ち始めています。
その流れの中で気になるのが、これまでスイーツの主役ではなかった食材を、食感を入口に“再発見”する動きです。

白キクラゲが「もっちりぷるるん」ゼリーに

愛知県豊川市では、地元産の白キクラゲを使った「新食感もっちりぷるるんゼリー」が開発されました。県の商品開発プロジェクトを通じて商品化され、2026年には地域内外で販売機会も設けられています。

豊川市内では、キクラゲを使ったわらび餅などの創作和スイーツも展開されています。キクラゲの独特な弾力や口当たりを生かすことで、「珍しい食材」そのものより、食べたときの面白さを新しい価値に変えているように見えます。

食感そのものが、商品を選ぶ理由に

背景には、生活者の“食感への関心”がありそうです。
2026年の調査では、食品や料理を食べる際に食感を重視する人は6割強。「サクサク」が58.2%、「もちもち」が45.2%など、食感が商品評価の一つの軸になっていることがうかがえます。
実際、コンビニでも「もちむに」のシュークリームや、ぷるぷるのわらび餅を混ぜて飲むスイーツなど、食感そのものを商品特徴にする例が登場しています。

“スイーツ素材”の境界も広がる?

さらに、2026年夏のかき氷では、トマトやとうもろこしといった、従来はスイーツの主役になりにくかった素材を使う例も見られました。
ここから考えると、スイーツの素材選びそのものが少し自由になっているのかもしれません。

メーカー側から見れば、これは地域食材や知名度の低い素材を“味”だけで説明せず、食感という分かりやすい価値に変換する発想とも言えます。寒天、穀物、豆、海藻、野菜などにも、まだ知られていない「食感資源」が眠っていそうです。

まとめ

珍しいから食べるのではなく、「食感が面白そうだから食べてみたい。その結果、素材を知る」

白キクラゲのゼリー化は、そんな順番の逆転を感じさせる事例です。
地域では当たり前だった食材や、これまで脇役だった素材が、新しい食感をまとった瞬間にスイーツの主役になる。「新食感」を起点に素材の価値を掘り起こすことが、これからの商品開発の新しい入口になるのでしょうか。

「KSPレンズ」では、”食感”を訴求した商品をまとめたトレンドフィルタを提供しています。
「食感スイッチ」直感で選ぶ理由 の記事はこちら>

参考情報

マイボイスコム「食感に関する調査」(2026年6月) 調査概要を見る

ファミリーマート「ザクほろ・もちむにの“新食感シュー”」(2026年5月11日) ニュースリリースを見る

セブン‐イレブン「まぜまぜスイーツ」(2026年6月9日) ニュースリリースを見る

NEWoMan高輪「トマトやとうもろこしを使った新感覚ご褒美スイーツ」(2026年6月) 記事を見る

KSPレンズ

無料トライアル、資料請求などのお問合せはこちらからお願いいたします

お問合せ

おすすめ記事

KSPレンズ

無料トライアル、資料請求などのお問合せはこちらからお願いいたします

お問合せ
お問合せ