ホーム食べてみた! ~N1の食レポ~台風上がりに夜更けのパトロール。 ローソンで、小腹を満たす夜食中華。

食べてみた! ~N1の食レポ~
台風上がりに夜更けのパトロール。 ローソンで、小腹を満たす夜食中華。
「一番くじ」から始まった、最近のコンビニ通い
毎日オフィスへ出社していた頃は、朝食代わりのコーヒーやパンを買うため、ビル1階のコンビニへ寄るのが日課だった。しかし、コロナ禍で在宅勤務になり、さらにフリーランスになってからは、わざわざコンビニへ足を運ぶ機会がめっきり減っていた。
そんな私の行動パターンを変えたのが、15歳の娘だ。最近「○○のキャラクターの一番くじが始まったから行きたい」とねだられ、散歩がてら財布代わりに連れていかれることが増えた。若者のコンビニ離れを防ぐため、アパレル企業とのコラボ商品や限定グッズで10代〜20代の顧客を引きつける戦略があると耳にしたことがあるが、我が家の娘はその狙いに見事にはまっている。
先日も、台風による連日の大雨でほぼ3日間家に引きこもっていた時のこと。ようやく暴風域を抜け、雨がぴたりとやんだ夜更け。ちょうど時期はシルバーウィークの真っ只中、「明日もまだ祝日だし、少しくらい夜更かししても大丈夫かな」という解放感も手伝い、だらだら過ごしてなまった身体をほぐすべく、「散歩がてらコンビニパトロールでもしようか」と娘と外へ出かけた。
この日は目当ての一番くじがあるわけではなかったが、娘はローソンの店内に設置されたミニクレーンゲーム機へまっしぐら。だが、お目当てのぬいぐるみがなかったようで、それぞれ店内のパトロールを開始した。
娘はコスメコーナーへ向かい、私は冷凍コーナーへ。ずらりと並んだプライベートブランドの冷凍食品を端から確認していく。パスタやラーメンといった定番はもちろん、たこ焼き、フルーツ、マカロンまでが冷凍で並んでいる。夜遅くに急に「アレが食べたい!」となっても、買えないものはないのではと思わせるほどの品揃えだ。
私が夢中で物色していると、いつの間にかコスメコーナーにいたはずの娘が隣に移動してきていた。色気より食い気か、視線はすっかり冷凍食品に注がれ、一緒に夜食探しを始めている。
後で調べてみると、ローソンの冷凍食品には日常向けの通常ライン(オリジナル)と、専門店の味を追求した「プレミアム」の2ラインが存在するらしい。大量生産や長期保管、製造の自動化によってコストを抑えつつ、近年の節約志向に応えるため各社が注力しているジャンルなのだとか。わざわざ電車に乗って有名店まで行かなくても、徒歩数分でこのクオリティが安く手に入るのだから、もはや「手抜き」という言葉は当てはまらない。
小腹が空いた母娘のチョイス
この日は台風での引きこもりのせいもあり、夕食時間が少し早めだった。散歩に出たのは22時過ぎ。当然、小腹が空いてくる時間帯だ。
「あー、小籠包食べたい!」「わー、ねぎ塩タン美味しそう!」「あ、ミニサイズのチャーハンならいけそう!」
冷凍コーナーの前でテンションの上がった娘が、一気に3品をカゴへ投入。じゃあ私は、と“お値引きシール”に背中を押され、隣の冷蔵コーナーで『クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン ティラミス』をデザートとしてチョイスした。
帰宅後、さっそく調理を開始。まずは炒飯のパッケージを見ると、立てたまま電子レンジで温めるという初めて出会うスタイルだ。加熱後、上部をハサミで切ってお皿に出すと、ご飯が一粒も残らずつるんと滑り出てきて非常に気持ちがいい。
ねぎタン塩はフタを少しめくって加熱、小籠包は袋のまま加熱して蒸気で膨らんでくるタイプ。どれもレンジにかけるだけで、手間がかからないのが一人暮らしや夜食にもちょうどいい。
いざ実食! 夜食にぴったりな食べ切りサイズ
さっそく出来立てをいただく。もうここは、炒飯以外はレンチン容器そのままで。
まずは炒飯。手軽さもさることながら、仕上がりもパラッとしていて実に優秀だ。
続いて小籠包。皮は厚すぎず、噛むと中からジューシーな肉汁が溢れてくる。ほんの少し塩味が強い気もするが、もちもちとした食感でとても美味しい。
そしてねぎタン塩。一口食べた娘の第一声は「しょっぱ!」。確かにかなり塩味が強く効いている。これは食事のおかずというより、完全に晩酌のおつまみとして開発された味付けなのだろう。我が家ではリピートはなさそうだが、お酒を飲む人にはハマるのかもしなく。
最後はデザートの『冷やしクリームパン ティラミス』。マスカルポーネ入りのホイップとコーヒークリームが詰まった冷たい菓子パンだ。外側のパン生地がほのかにコーヒー風味で、ふわふわかつモチモチとしていて生地自体が美味しい。中のクリームも甘すぎず、冷やして食べるのにぴったりの軽やかさだ。
3品をペロリと食べた直後の娘は、「お腹いっぱいだから、一口味見するだけでいい」と言って半分に割ったパンを持つ私の手からかぶりつく。しかし、一口食べると「やっぱりもっと食べていい?」と手のひらを返し、結局半分をさっさと平らげてしまった。
ごちそうさまでした!
今回購入した4点の合計は、税込み1,055円(ただし、クリームパンはお値引きあり)。どれも小ぶりな食べ切りサイズで無駄がなく、コスパも含めて満足度の高い夜食となった。
連休の夜風に当たりながらの散歩と、ちょっとした背徳感のある夜更けのコンビニ中華。ねぎタン塩以外は「リピートあり」と思える、楽しい夜のパトロールになった。
総評
リピートの可能性(総評):★★★☆☆
味:★★★★☆
ボリューム:★★☆☆☆
手軽さ:★★★★★

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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田村十七男
訳あって十数年前に一人暮らしを選んだ際、「ちゃんと暮らす」という目標を掲げた60代前半のフリーランスライター。目標に関して言えば、それまで人任せだった料理に取り組める自分の意外性を知り、我が人生の大発見と自負しております。誰にも気兼ねしない自由と、親譲りの貧乏性がせめぎ合うスーパーマーケットで、今日もお買い物!

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夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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