
NEWフィルタ紹介
「鍋つゆ」フィルタ(スタンダード)を追加しました。

鍋料理の味を手軽に決める商品群で、定番の味から新しいフレーバーまで、その日の気分や具材に合わせて選ばれています。さらに、家族で囲む食卓から一人分まで、人数やシーンに応じた使い分けも見られます。
フィルタ設定の意図
このフィルタは、秋冬の主力カテゴリーである鍋つゆの動きを捉えるために設定した切り口です。
鍋つゆは、味のバリエーションを楽しむだけでなく、人数や食事シーンに応じて使い分けるものへと広がっているのかもしれません。
その中で、「今日は何味にするか」と「何人でどう食べるか」という二つの軸で選ばれている点も、見逃せない特徴と考えられます。
データから見えること
2025年9月〜2026年2月の6ヶ月では、金額前期比105%、数量前期比102%と、全体としては微増となっています。平均価格も102%程度とやや上昇しています。年代別では、30〜40代の数量構成比(食品全体との差)が+10pt程度と高く、特定の層で高い支持が見られます。
味別ではキムチ味が金額構成比トップですが約13%にとどまり、突出した一強ではなく、複数の味に分散している状況です。また、商品設計では個食タイプの伸長が目立ち、使い方の広がりが影響している可能性も考えられます。
代表商品

ミツカン 〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ ストレート 750g

イチビキ 赤から 鍋スープ3番 ストレート 720g
気づきのヒントとして
鍋つゆは、単なる調味料ではなく、食卓のメニューや体験を提案する起点になっている可能性があります。
味そのものだけでなく、「どんな食べ方ができるか」「どんなシーンに合うか」といった切り口で見直すことで、売り方や企画の広げ方にヒントが見えてくるかもしれません。
使い方に関するお問合せはこちらからお願いいたします
お問合せおすすめ記事
冷凍食品で出会った“予習”の一杯と、母娘で描く実店舗への野望。
最近、わが家の中2女子がすっかり虜になっているものがある。日本各地、さらには台湾にまで進出している有名チェーン店「東京油組総本店」の油そばだ。きっかけは、仲良しのお友達に「近所に前から気になってるお店があるから、一緒に行こう」と誘われたことだった。その時の娘は、正直なところ「油そば? まあ、いいけど」という、付き合い程度のテンション。ところが、いざ食べてみるとその美味しさに衝撃を受け、気づけば誘ったお友達と一緒に、二人揃って熱狂的なファンになって帰ってきた。どうやらその店舗は、ファンからも「ここが一番おいしい」と絶賛される人気店だったらしく、期待値が低かった分、いきなり“当たり”を引いてしまったギャップが相当大きかったようだ。今では、試験終わりや遊びに行くたびに二人で「油そば食べたい!」と繰り返すほど、中毒性の高い一品になっている。

コジカism
加工食品New“ムダ”に価値を見出す「ムダパ」は、食の新しい物差しになるのか
最近、「ムダパ」という言葉を目にする機会が少しずつ出てきました。日経MJでは2026年1月に「2026年『ムダパ』への旅 4割がタイパ疲れ、無駄な時間で豊かに」という特集が掲載され、コスパ・タイパの次に来る価値観として紹介されています。ただし興味深いのは、この言葉の意味がまだ一つに定まっていないことです。ある記事では、ムダパは「人それぞれにある大事な無駄」と捉えられ、家事や仕事はタイパ重視でも、旅行や食事には時間をかけたいという生活者感覚が紹介されています。一方、商いの文脈では、ムダパは効率の反対ではなく、未来の繁盛につながる“商人の財産”として語られています。この解釈の揺れ自体が、いまの生活者の気分を映しているのかもしれません。
New賞味期限10分が意味するもの――“その瞬間”を売る食の可能性
売場や飲食シーンで、「しぼりたて」「生削り」「蒸したて」「できたて」といった言葉を目にする機会が増えているようです。さらに、「賞味期限10分」といった極端に短い時間を打ち出す商品も登場しています。これらは保存性や利便性とは逆の価値です。あえて“今この瞬間しか味わえない”ことを前面に出している点が特徴的です。こうした動きは、単なる出来たて訴求にとどまらず、“時間そのものを価値として提示する”試みとも捉えられます。
New