ホーム食べてみた! ~N1の食レポ~まんまとハマったジャケ買いシリーズ その2 メジャーネームの組み合わせにやられる層

食べてみた! ~N1の食レポ~
まんまとハマったジャケ買いシリーズ その2 メジャーネームの組み合わせにやられる層

割る酒も甘い飲み物も苦手なのに
自宅ではウィスキーを飲まない僕でもその存在を知っている、テネシーウィスキーのジャックダニエル。そして、極めて馴染み深いコカ・コーラとカナダドライ。この知名度の高い名前をジャケットに並べることで、いったい誰に刺さると思っているのか? あ、オレか……となったのが、それら商品をアルコール売り場で見たときのファーストインプレッションでした。
自宅では割る酒を飲みません。理由は単純。割るのが面倒臭いから。ちょうどいい配合を考えるのも、割るほうと割られるほうの2種類を用意するのも、1日の最後を締めくくるリラックスタイムにはただの手間でしかないから。
そんなわけで家飲み用に買うのは、缶ビールとお手頃な白ワインのみ。すっかり市民権を得たらしい缶酎ハイの類にも触手が伸びません。いろんなフレーバーがあるようですが、僕にはおおむね甘みが強く感じられるのがNGなのです。甘い飲み物が苦手になってしまった世界線で言えば、コカ・コーラもカナダドライも同様。ごく稀に、久しぶりを口実に飲んでみても、「やっぱり甘いや」と少し後悔したりします。
というような嗜好性がありながら、メジャーネームの組み合わせに「お!」っとなるのは、そういう層が確実にいる事実が市場調査で明らかになっているからでしょう。そんなわけで今回は、僕がその実証例になったという話です。

泡がすぐ消えてしまい、コーラ感が乏しくなったのが残念。しかし、紛うことなきコークハイです。
それがジャックダニエルの風味から来ているかどうか……
まずは、『ジャックダニエル&コカ・コーラ ゼロシュガー』。こちらは昨年見つけて、すでに試飲済みでした。ホームページによると、最初はゼロシュガーではないコカ・コーラとのコラボで、アルコール度数は7%。そのリニューアル版が、このゼロ・シュガー。アルコール度数を5%に下げ、より気軽に飲めるよう改めたそうな。
けれど要は、ウィスキーのコーラ割。すなわちコークハイ。懐かしいですね。時効があるかどうか知らないので年齢は伏せますが、酒に興味を持ち始めたガキの頃、友達と無邪気に試してみたのがコレでした。
そんな思い出とは関係なく、大人になるに連れ好みが変わったせいか、やっぱり今の僕には甘かった。それがジャックダニエルの風味から来ているかどうかは、ジャックダニエルを飲み馴れていないので不明です。なおかつ、どうしてもコーラを飲んでいる気分が否めない。これはあくまで個人の見解です。それでもアルコール飲料なので、コーラ好きでスカッと爽やかに酔いたい方には最適かもしれません。
そんな体のいい遠慮の一文を用意するくらいなら、ここでわざわざ紹介しなくてもいいのにと怪訝な顔をされそうですね。それでもあえて取り上げたのは、『ジャックダニエル&』がコークハイ一つだけではなかったからなのです。

カナダドライは澄み切った琥珀色がキレイ。
元より缶のコークハイやハイボールに手を出してはいけなかったけれど
そのもう一つが、『ジャックダニエル&カナダドライ ジンジャーハイボール』。2025年4月発売の『&コカ・コーラ ゼロシュガー』に続き、同年9月に登場したシリーズ第2弾みたいです。
こちらは商品名が示す通り、ウィスキーをジンジャーエールのカナダドライで割ったジンジャーハイボール。ハイボールは外でよく飲みます。居酒屋からバーまで、変な酔い方をしたくないとき(いつもそうでありたいものですが)の、現時点で最良のオーダーです。
ただし、ジンジャー入りは別。料理に使われるショウガはさておき、飲み物用のそれはシロップ系が常のようで、その甘さもまた苦手なのです。
ただし『&カナダドライ ジンジャーハイボール』は、カナダドライ自体にジンジャー感が薄めなので甘さも控えめ。あるいは甘みは、『&コカ・コーラ ゼロシュガー』と同じく、ウィスキーの風味が醸しているのかもしれません。そのあたりを正しく判別するには、先に自宅でジャックダニエルを飲んでおくべきでした。味を確実に知るために、何とも割らないストレートがいいでしょう。氷くらいは用意しようか……。
などと軽やかに興味がスライドしていく点で、元より僕のような嗜好の人間は、缶のコークハイやハイボールに手を出してはいけなかったのでしょう。
なのですが、メジャーネームの組み合わせが躍るパッケージにやられてしまう層は確実にいます。ですから『ジャックダニエル&』シリーズに『&ファンタ』や『&ドクターペッパー』が追加されたら、「またまたぁ」とかニヤけながら手を出すに違いありません。好みが変わろうと、いずれも懐かしい名前だから。
田村十七男
訳あって十数年前に一人暮らしを選んだ際、「ちゃんと暮らす」という目標を掲げた60代前半のフリーランスライター。目標に関して言えば、それまで人任せだった料理に取り組める自分の意外性を知り、我が人生の大発見と自負しております。誰にも気兼ねしない自由と、親譲りの貧乏性がせめぎ合うスーパーマーケットで、今日もお買い物!
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コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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