ホーム食べてみた! ~N1の食レポ~白いニットが思いとどまらせた、 “お蕎麦屋のカレーうどん”を冷凍でリベンジ。

食べてみた! ~N1の食レポ~
白いニットが思いとどまらせた、 “お蕎麦屋のカレーうどん”を冷凍でリベンジ。
食べたいものが食べられない、その日の装い
暑い日が続いたはざまの、少し肌寒いその日、ランチに入ったお蕎麦屋さんでのこと。 私は、猫舌ということもあって一年中、なんなら雪が降る日であっても冷たいお蕎麦を選びがちなのだが、その日は「ちょっと寒いな」という気持ちから、珍しく温かいメニューにもさらりと目を通していた。
いつもなら素通りするはずなのに、ふと目に留まった「カレーうどん」の文字に、急激にお口の中がカレー味になってくるのを感じた。だが、注文の直前でブレーキがかかる。その日に着ていたのは白いニット。しかも、午後からは大切な打ち合わせを控えていた。いくら紙エプロンをもらえるとはいえ、万が一にも黄色いシミを付けて仕事に行くわけにはいかない。結局、服装に負けていつも通りの冷たいとろろ蕎麦を注文したものの、心の中には「やっぱり食べたかったな」という小さな未練が残っていた。
そんなことがあった数日後。娘のお弁当や今日の食材を求めて訪れた、近所のスーパーの冷凍コーナーで、あの日の未練を呼び覚ますパッケージと目が合った。
東京・巣鴨の老舗うどん店として名高い「古奈屋」と日清食品のコラボ商品。お値段は税込み300円。あの日の記憶がよみがえり、リベンジを果たすべく迷わずカゴへ入れた。
具材入り、お鍋ひとつ4分半で完成!
スーパーから帰ると、お昼時を少し過ぎたタイミング。午後の仕事の前に、情報番組でも見ながらカレーうどんで腹ごしらえだ、とさっそく調理に取り掛かる。調理と言っても、おネギもえび天も入っているので、水を300ml入れてお鍋で温めるだけだ。
袋を開けると、麺の上にえび天とおネギが一緒に丸ごと丸い形に凍っていて、そのまま鍋に入れやすいのがありがたい。お湯が沸いたと同時に具を上にして麺を投入、粉末スープを混ぜ合わせて4分半。しっかりグツグツと煮込むことで、とろみと美味しさが増していく。たったこれだけで完成するのだから、こんなにありがたいことはないなぁとしみじみ感動する。
見た目は大きいえび天なのだが
実は20年ほど前、会社員時代に勤めていたオフィスビルの地下に「古奈屋」の実店舗が入っており、ランチでよく食べていた。かれこれ長い年月が経っているので私の記憶が正しいのかは定かではないが、当時はクリーミーなのにスパイスはしっかりきいていて、辛くはないのにジワジワ汗をかくタイプ、というクセになる味に何度も足を運んだものだった。
それを思い出しながら、さっそくスープをひと口。パッケージには“スパイシーかつクリーミーな味わい”と書かれているが、当時の印象よりも少しカレー感がストレートに立っているように感じる。だが、コシのある麺の硬さもちょうどよく、とろみのついたたっぷりのスープが美味しくて、気づけば一滴残らず飲み干してしまった。昨今の冷凍食品のクオリティの高さには、本当に頭が下がる。
具材のえび天に関しては、最初にかぶりついたのが尻尾だったためエビが入っていることは認識できたものの、冷凍するために仕方がないのか、かなり衣が多めな印象。正直、エビを食べているというより、もちっとした衣を食べているという感じだ。個人的には、自分でネギを刻んで「追いネギ」をすればよかったなと思ったが、初回なのでそのままいただく、が正解だろう。
余談だが、後日同じスーパーで、日清食品×古奈屋のチルド版(2食入り・税込み386円)が存在することに気がついた。パッケージには「チルドカレーうどん売上日本一!」の文字。間違いなく美味しいのだろう。ただ、こちらは具材が入っていないタイプなので、それっぽくても最初からえび天がついている冷凍版の手軽さは、割高でもありがたいと思う層はいるだろうなと思う。
ごちそうさまでした!
このお値段で具入り、かつこのクオリティ。普通に家庭で作るとなるとまぁまぁ面倒に感じるカレーうどんを、わずか4分半でいただけるというタイパ&コスパの優秀さは、さすが日清食品という感じか。冷凍庫のスペースに余裕があればストックしておきたいところだが、まぁそれなりの大きさがあるのでわが家でのストックは難しい。
学校から帰ってきた娘が、キッチンに残ったカレーうどんの空き袋を見つけて「えー、いいなー!私も食べたかった!」と口を尖らせていた。それなら今度は、あのチルド版の2食入りにトライしてみるのも良さそうだ。その時は、スーパーのお惣菜コーナーでえび天を調達して、娘と一緒に楽しもうと思う。
今回の冷凍版をきっかけに、記憶していた店舗の味との答え合わせをしたくなってきた。その時は、カレーが飛んでも気にならない服装で行かねばなるまい。
総評
リピートの可能性(総評):★★★☆☆
味:★★★★☆
ボリューム:★★☆☆☆
手軽さ:★★★★★

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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お問合せN1レポーターのご紹介

田村十七男
訳あって十数年前に一人暮らしを選んだ際、「ちゃんと暮らす」という目標を掲げた60代前半のフリーランスライター。目標に関して言えば、それまで人任せだった料理に取り組める自分の意外性を知り、我が人生の大発見と自負しております。誰にも気兼ねしない自由と、親譲りの貧乏性がせめぎ合うスーパーマーケットで、今日もお買い物!

コジカism
夫と中学生の娘との3人家族。 フリーランスで自宅を仕事場にしながら、 娘のお弁当づくりと、近くに暮らす高齢の母のケアをワンオペでこなす日々。 「旬のものをバランスよく食べさせたい」という理想と、 「外食も好きで手抜きもしたい」という本音の間で格闘しつつ献立を模索している。 和食、特に魚が好きな娘に合わせ、 焼き魚と具だくさん味噌汁との組み合わせが食卓に登場する頻度が高い。 自分のためだけの食事づくりは徹底的に手を抜く。
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