
フィルタを読み解く
「攻め系辛味」に惹かれる理由。それは、次の辛さに進みたくなるからかもしれない。


スーパーの売場を見ていると、「激辛」「○倍辛」「新辛味」といった言葉を目にする機会が増えてきました。
カップ麺や袋麺だけでなく、調理パンやスナック菓子など、さまざまなカテゴリーで“攻めた辛さ”をうたう商品が並んでいます。思わず「どれくらい辛いんだろう」と、つい試してみたくなる、そんな瞬間も少なくないのではないでしょうか。
「KSPレンズ」のPOSデータ(食品スーパー)でも、こうした“攻め系辛味”の商品は、特に麺類を中心に動きが見られます。
一方で、スナックなどの菓子はマイナスで、売場の中でも動き方に違いがあるように見えます。
この違いを眺めていると、辛さそのものに興味を持つ気持ちは同じでも、選び方には少しずつ違いがあるのかもしれない、と感じられます。
辛味を強く打ち出した商品があると、ついそれを優先して選びたくなる。
その感覚は、食事でも間食でも変わらず、シーンに応じて選ばれているように見えます。
しっかり食事として取り入れることもあれば、スナックで気軽に試すこともある。
そうして、“まず選び、次へ進んでいく”流れが生まれているのかもしれません。
辛味は、ただ「辛い」で終わるというより、「どんな辛さなんだろう」「次はこれも試してみたい」と、
次の辛さへと進んでいくきっかけになっているようにも感じられます。
こうして見ていくと、“攻め系辛味”は、味の強さだけでなく、
「試してみたくなる気持ち」を引き出す存在として、売場に広がっているのかもしれません。
「攻め系辛味」フィルタを使えば、こうした商品の動きをカテゴリー横断で見ることができます。
身近な売場の変化をヒントに、生活者がどんな気持ちで商品を選んでいるのか、少し違った視点で見てみてください。
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