
これって兆し?
世界で評価される「UMAMI」がスイーツにも?
🍮甘いだけではない? “旨みデザート”という広がり
最近、スイーツの世界で少し気になる動きがあります。それは、「出汁」を取り入れたデザートです。
スイーツといえば、甘味や酸味を中心とした味わいが一般的です。
しかし近年、そこに動物性・植物性の旨み(出汁)を重ねることで、味の奥行きを広げようとする取り組みが見られるようになっています。
甘さを強くするのではなく、旨みを加えることで満足感を生み出す――
そんな味の設計が、少しずつ広がり始めているのかもしれません。
背景にあるのは「甘さ一辺倒ではない満足感」
こうした動きの背景には、生活者の味覚の変化もありそうです。
「甘すぎるスイーツは少し重い」
「甘さだけでは満足しにくい」
そんな感覚を持つ人は、少なくないのではないでしょうか。
実際、近年は
・甘さ控えめのデザート
・塩味をアクセントにしたスイーツ
など、味のバランスを重視する商品が増えています。
その延長線として、旨みを取り入れることで満足感を高めるという発想が生まれてきても不思議ではありません。
甘味と旨みが重なることで、単なる甘さとは違う、奥行きのある味わいが生まれる可能性があります。
🍩すでに始まっている「出汁×スイーツ」
実際に、こうした取り組みも見られ始めています。
例えば、出汁専門ブランド「茅乃舎だし」を使ったクッキー。
甘さの中に出汁の風味を加えることで、旨みの余韻を楽しむ“大人向けのスイーツ”として紹介されています。
また、レストランの世界では、スイーツを含めたコースの中で出汁を活用する「アフタヌーンだし」といった試みも登場しています。
いずれも、甘味と旨みを組み合わせることで、これまでとは違う味覚体験を生み出そうとする取り組みです。
スイーツというより、料理の延長としてデザートを設計する発想とも言えるかもしれません。
世界で評価される「UMAMI」がスイーツにも?
こうした動きの背景には、世界的に広がる「UMAMI」への関心もありそうです。
日本料理の評価が高まる中で、昆布やかつお節などの出汁文化は、健康的で奥行きのある味として海外でも注目されています。
その流れの中で、甘味だけに頼らないデザートの可能性として、旨みを生かしたスイーツへの関心が高まっているのかもしれません。
甘さを強くしなくても満足感を生み出せる点は、健康志向の広がりとも相性がよさそうです。
まとめ
出汁を取り入れたスイーツは、まだ広く一般化しているとは言えません。
それでも、甘味だけではない味覚の広がりを探る動きとして、少し気になる存在でもあります。
甘味・酸味・塩味に加え、旨みを取り入れた“第4の味覚体験”。
スイーツの世界でも、そんな味の設計が少しずつ広がり始めているとすれば――
それもまた、食の新しい兆しのひとつなのかもしれません。
無料トライアル、資料請求などのお問合せはこちらからお願いいたします
お問合せおすすめ記事

「良さそう」から「自分に合う」へ。「バリューウォーター」(特水ほか)を選ぶ理由
水は、喉を潤すためのもの。そんな当たり前の存在だったはずが、最近は少し様子が変わっているようです。機能性をうたう水、シリカなどの成分に特徴がある水、水質や採水地にこだわった水。身近な商品を見渡してみると、「水ならどれでも同じ」ではなく、選ぶ理由を持った水が増えていることに気づきます。「KSPレンズ」のPOSデータでも、「バリューウォーター」対象商品は金額・数量ともに2桁伸長しています。2025年10月に発売された「サントリー 特水」が上位に立つ一方、「温泉水99」やシリカを特徴とする商品なども動きを見せています。商品数が増えながら、1商品当たりの売上も高まっているようです。こうした様子からは、話題の商品を「なんとなく良さそう」と試すだけではなく、健康、美容、成分など、自分が大切にしたい価値に合わせて水を選ぶ人も増えているのかもしれません。
トレンドフィルタNew「誰が、なぜつくるのか」まで味わう?――卵に重なる生産者の物語
最近、卵のおいしさや飼育方法だけでなく、生産者が養鶏を始めた理由や、仕事に込める思いまで紹介する記事が見られます。一つは、リハビリに関わる専門職から養鶏家へ転身した生産者を取り上げた記事。もう一つは、大きな困難を経験した後、地域との関わりの中で養鶏を再開した生産者を追った記事です。二つに共通するのは、卵そのものより先に、あるいは卵と並んで、「なぜ、この人は卵をつくっているのか」が語られている点です。
New
「良さそう」な水から、「自分に合う」水へ。(特水、温泉水ほか)
2026年1~6月期、「バリューウォーター」対象商品の売上は、金額前期比123%、数量前期比117%と、ともに2桁伸長となった。金額ランキングでは、2025年10月に発売された「サントリー 特水」が金額構成比約2割でトップ。「温泉水99」が2位に続き、「霧島シリカ天然水」なども高い伸びを示している。機能性、美容、成分といった、異なる付加価値を持つ商品が上位に並んでいる点が特徴的だ。伸長の背景には、選択肢の広がりと、1商品当たりの売上の高まりがある。商品数は108品から120品へ増加し、効率(金額/商品)も約110%に改善。新しい商品が加わっただけでなく、それぞれの商品が選ばれる機会も増えていると考えられる。年代別では、20代以下から60代まで食品全体を上回り、なかでも50~60代は+7ptと高い。健康への関心が比較的高い層を中心にしながらも、付加価値のある水を選ぶ行動は、幅広い年代に見られるようだ。
トレンドフィルタNew